ブルーインパルスと時計台を掲載する東大学内広報

東大 学内広報 1535号  2020.6.24.

 


東大学内広報に、

 


5月29日、安田講堂上空を通過するブルーインパルス(撮影:白川哲也)

 


https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/public-relations/kouhou.html

 

 

 

として、表紙に、時計台とそこを通過する空軍機が、掲載されている。

 


わざわざ、空軍機の通過する写真を大学の広報として、掲載してみせた、ということの意味は何か?と、その問題性を指摘せざるを得ない。

 


軍事研究に今後、積極的に、関わっていくという宣言を、大学としてした、という意味なのか?

今までは、軍事研究について、その問題性に対して一定の緊張感を持って、関わってきたとわたしは考えているが、その枠組みを取り払って、軍事研究推進組織として、大学を再編する、という宣言として、この写真は、【広報】されているように受け取ることができる。

 


わたしがこの事実を知ったのが、2020.7.22

学内広報が交付され始めたのが、6.30.すでに三週間が経過している。それまで気づかなかった。それをTwitter上で気づかせてくれた現役の文学部の学生に感謝したい。

 


問題意識を持って情況を観察し、その変容を表現する。この当たり前のことを当たり前にやり続けていきたい。

2020.7.23.9.30.am

 


SJ

 

 

@@@@@@

以下は、上の内容を当局に問い合わせた際の文書

 


学内広報になぜブルーインパルス掲載の

表紙が採用されたか?

 

 

 

2020.6.24  1535号表紙に時計台と空軍機ブルーインパルスが通過した写真が採用されている。

 


なぜこの写真入りのものを、学内広報に載せることになったのか、その経緯を明らかにしていただきたい。

 


「150年史編纂への道」を、特集として組む中で、【来たるべき新しい大学史の姿とはどのようなものか?】を冒頭に提示されています。

 


そのトップの写真に、時計台と空軍機をマッチングさせると、何を連想させるのか?くらいのことは、編集会議で問われたものと思いますが、

次の点について、お答えいただきたい。

 


一、150年史編纂への道 の内容と、時計台と空軍機のトップとは、リンクさせる意図があったのか、なかったのか?

 


二、150年史編纂と空軍が結び付けられたとき、大学の向かうべき方向性が、ねじ曲げられていくと、学内広報編集委員会は考えているのかどうか?

 


三、1535号のトップ写真について、編集委員会による説明を掲載することを、大至急求めます。なんのために、広報トップに、空軍機を掲載したのか?